第9回 Women in Tech Lunch 開催のお知らせ

理工系分野に女性が少ない要因の一つとして、「ジェンダーゆえの居心地の悪さ」が挙げられます。このような状況下で、不愉快な経験をしたり悩みを抱えながらも、それを共有できる仲間が見つからず困っている方も多いことでしょう。そこで、B’AI Global Forumでは、理工系分野の女性たちが気軽に集まり、お互いに交流し、意見を共有できる場として「Women in Tech Lunch」を開催します。自身と同じような経験や悩みを持つ他の学部や研究室の女性たちと話す機会を通じて、新たなつながりを築き、お互いをサポートすることが目的です。

第9回は、アメリカの大手IT企業でご活躍されている、ノーランド勝野利恵子さんをお招きします。「海外で働く際に一番重要なのは、言語の習得ではなく、自己開示する心の準備」であるというノーランドさんのご経験を伺いながら、理工系分野やテック業界で学び、働くことについて自由に語り合う機会です。

ご関心のある方々のご参加をお待ちしております。

第9回 Women in Tech Lunch

◇開催情報

・日程：2024年6月19日（水）12:00~13:00

・場所：B’AI Global Forumオフィス

・対象：ジェンダーや性自認によって居心地の悪さを感じている理工系の学生（若手研究者も歓迎）

・参加費：無料（ランチは各自の持ち寄りでお願いいたします）

・主催：東京大学B’AI Global Forum

・お問い合わせ：bai.global.forum[at]gmail.com（[at]を@に変えてください）

＊参加をご希望の方は、上記メールアドレスまでご連絡いただけると詳細な場所をご案内いたします。

◇ゲスト紹介

ノーランド勝野利恵子

栃木県出身。アリゾナ州立大学にて、コンピューターサイエンス専攻でBachelor of Science取得。ドットコムバブル崩壊の煽りを受けながらもツーソンのスタートアップで初職を経験した後、まだ体力のあったカリフォルニアの大手コンピューター会社にソフトウェアエンジニアとして転職し、引っ越しや再就職を経つつ、同社にのべ18年勤務し、今に至る。現在はシニアプログラムマネージャー兼日本向けプロダクト責任者として、社内の様々なチームが、同じゴールを持って制作に全力投球できるよう奔走する毎日。また本業の傍ら、2019年から6年間、社内のアジア人会会長を兼任。アメリカにおける、アジア人への見え難い偏見への対策や、リーダーシップのレベルにアジア人が少ない事に対する対策案を社員とマネージメント両方に働き掛ける。現在12歳と16歳の娘の子育てに、アメリカ人の夫と奮闘中。