B’AI Global Forumの河原理子特任教授の翻訳による「性暴力報道のヒント」がDart Center for Journalism & Traumaのサイトに掲載されました

 

性暴力のサバイバー(被害者)に話を聴くインタビュー取材の機会が、日本でも近年、多くなりました。しかしそれは、著名人や企業、団体、役所などへの取材とは異なる技法が必要とされるトラウマ取材の典型です。取材者がトラウマ反応について理解することが大前提となります。それでは、最低限どんなことを知っておくべきか、どうしたらより良く接することができるのか(さらに傷つけることを防げるのか、減らせるのか)。ヒントを簡潔にまとめた「Reporting on Sexual Violence」(Dart Center Europe, 2011)を、許可を得て日本語に翻訳し、Dart Center(本部:米・コロンビア大学)の下記サイトに、日本語版「性暴力報道のヒント」として掲載されました。

翻訳は、Trauma Reporting 研究会での議論を踏まえてさまざまな専門家の知恵を借りながら、研究会座長の河原理子が行いました。このヒントはごく簡潔なものですが、その背景については研究会で読んでいる本『Trauma Reporting』にも詳しく記されています。

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