Trauma Reporting 研究会

座長:河原理子

声をあげにくい人たちの話を聞き、社会に伝え、課題を示していく取り組みは、とても大切です。公正な言論空間を作るためには、こうした取り組みが欠かせません。これは、主にジャーナリズムが果たすべき役割の一つです。しかし、とりわけ、心身にダメージを負ったvulnerableな(傷つきやすい)人たち……事件事故、あるいは(性)暴力や虐待の被害者、災害の被災者、その家族、戦争や紛争の生存者など……の話をきいて伝えるには、知識やトレーニングが必要です。

「共感」「寄り添う」「配慮」とは、具体的にどうすることなのでしょう。取材する側が最低限知っておくべきことは、何でしょうか。この研究会では、「読書会」と「シンポジウム」を通じて課題を共有し、新たな道筋を探ります。

 

読書会は、英BBCのJo Healeyさんがまとめた「Trauma Reporting: A Journalist’s Guide to Covering Sensitive Stories」(2019)を読み、取材経験者やジャーナリズム研究者らで話し合います。

シンポジウムは、適宜開催します。