メディア表現とダイバーシティを抜本的に検討する会(MeDi)

「メディア表現とダイバーシティを抜本的に検討する会(MeDi)」は、テレビ、新聞、インターネットなど、さまざまな媒体上の公正な表現のあり方を考える産学共同研究グループです。MeDiはこれまで、5回の定期シンポジウムのほか、ブックトークやワークショップも開催してまいりましたが、このたび、Beyond AI研究推進機構として再発進しました。

 

新たな出発に際して、メディアや情報産業に関わる各界の専門家、実務家をお招きして、記事、番組、広告など、メディアの表現が実際にどのようにつくられているのか、いまなぜ「多様性」がキーワードとなるのか、そして、メディア表現のリスクとは何かなどについて学び、よりよい表現文化を創造し、データ駆動社会におけるジェンダー平等を意識した、ダイバーシティあるメディア文化を目指します。

メディアの表現は、日常生活の規範をつくるほどの影響力があるだけに、不適切な表現は人権問題にもなり、職場や学校での差別やいじめ、ハラスメントにつながっているという指摘もあります。また、この研究グループでは、こうしたメディアの諸問題を指摘するとともに、現代のデジタル情報社会の積極的な可能性と今後の課題について、世界の研究者や実務家と連携しながら模索します。